プレスリリース
【検定リニューアル】速読聴英語検定、リスニング再生回数の評価への組み込みを実施
全国累計4,500教室以上の教育機関で導入されている自立学習型能力開発ポータル「TERRACE」に搭載されているICT教材『速読聴英語講座』内の速読聴英語検定を大幅リニューアルいたしました。
今回のリニューアルの中心となるリスニング再生回数の評価への組み込みは、日本の子どもたちの英語を聴く力を測るひとつの指標になると考えています。
速読聴英語講座とは
速読聴英語講座とは、これからの英語教育や入試対策に対応するために、英語長文を速く正確に「読む力」と「聴く力」を鍛えるICT教材です。
リーディングとリスニングの2技能に特化したトレーニングを通じて、英文を戻り読みすることなく前から語順通りに理解する習慣を身につけます。
速読聴英語検定とは
速読聴英語検定は、速く正確に読む・聴く力を測るwebテストです。
この検定は、単に問題の正誤だけでなく、文章を読む速度や聴く回数を計測し、検定受検者一人一人の解き方の傾向を分析してコメントをつけています。
あわせて全国順位で自分の位置を知ることもでき、この後の学習の方向性を決めることができます。
また、リーディングのみやリスニングのみでの受検も可能で、それぞれの制限時間は15分です(受検者の状況により別日での受験も可能)。
短い時間で自分の現在の英語力を測定することができます。
リニューアルポイント
リスニングの再生回数も評価に含まれる。
英検や各種入試等のリスニング問題では、「この問題は1回再生」「この問題は2回再生」といったように、問題ごとに再生回数が決まっています。
ただ、リスニング学習をする際、正解を得たとしても、1回の再生で正解したのか、2回以上聞いて正解したのかではリスニング力は違っており、実際の試験で求められている力かどうか、正しく判断することができません。
新しい速読聴英語検定では、リスニングを最大2回まで再生することができ、受検者が1回再生で正解できたのか2回再生で正解できたのかを設問ごとに記録して、1回再生の割合を含めて総合評価を出します。
同じ得点であったとしても、すべて1回再生で解いたのか、6~7割が1回再生だったのか、すべて2回再生して解いたのかによって総合評価が変わります。
受検者のリスニングの習熟度を単に正解・不正解だけでない観点で評価をすることが可能です。
また、リーディングとリスニングの両方を受検すればコメントは約1,000通りにわたり、受検者一人一人にあわせたコメントが提供されます。
変わる英語教育の中で
今後、英語教育が大きく変わっていくと予想される中で、英語入試への対策には、ますます個別最適化が求められます。
今回のリニューアルを通じて、SRJは検定を受検する子どもたち一人一人に合わせた今後の学習の指針にも役立つフィードバックを提供してまいります。