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目次
取材にご協力いただいた方

みのり学習塾
大橋憲美 様
教育大学を卒業するも一般企業に就職。
長男が小学生2年生の時にFC学習塾で幼児、小学生コースをスタート。
生徒の学力差をなくすツールとして、速読を知り、教材が決められているFCから、独自にカリキュラムを決められる私塾に。
現在、清須市、稲沢市の2教室を運営。長男も塾経営に携わり運営している。
無学年指導で見えてきた、生徒ごとの「記憶力」と「学習を吸収するための土台」の差
当塾は20年以上、地域の子どもたちの指導を行ってきました。開塾当初は幼児と小学生向けの無学年方式の教室を運営していたのですが、そこで「同じ学年でも、生徒一人ひとりの学習進度や定着度の差がかなり大きく出てしまう」という課題に直面したのです。
同じように勉強していても、記憶力の定着度合いが異なります。
遅れている子を追いつかせようと、良かれと思ってたくさんの課題を出しても、受け取る生徒側のキャパシティが足りていなければ、結局は頑張っている生徒を追い詰めてしまうだけでした。その結果、勉強が嫌いになってしまうという悪循環が生まれていたのです。いくら同じ課題に取り組ませても、学習を吸収するための土台や勉強のしやすさといった根本的な能力を鍛えてあげなければ、本当の意味での力はつかないと痛感しました。
生徒一人ひとりの能力を根本から底上げし、勉強がスムーズに進むようになるための対策教材やツールを探していました。

「速く読む」は副産物。生徒の根本的な能力を向上させる最適な教材
そんな時、愛知県の塾協会の案内でSRJの速読教材を知りました。そこには単に「速く読むためのツール」ではなく、「覚えるのがすごく苦手な子」や「ゲームばかりしてしまう子」など、まさに私がアプローチしたい生徒たちに成果が出るという文言が書かれていたのです。
さらに、生徒一人ひとりに個別のIDが発行され、それぞれの進度や課題に合わせて個別対策ができる点が非常に魅力でした。
「自分が求めているものはこれだ」と直感し、2005年に導入しました。
私にとって「速く読めるようになること」は本当に副産物であり、本質は「生徒の脳の根本的な能力を上げること」にあります。
週1回30分のオリジナルメニューと、中高生必修化の仕組み
当塾の学習部において、中学受験生、中学生、高校生は『TERRACE』が「完全必修(セット組み)」となっています。このカリキュラムに対して、保護者の方から「速読を外したい」と言われたことはありません。また、小学生の通常生に関しても、80%以上がセットで速読を受講しています。
現在の講座設計は、速読解力講座・新国語講座ともに「週1回30分」で設定しています。 基本となるオートトレーニングは8分を実施し、残りの時間は生徒の学年や状況に合わせたオリジナルのメニューを組み込んでいます。
速読解力講座は、スタッフや私の前で初見の文章をパッと声に出して読んでもらう日を設けています。初見で400文字以上読めることを目標とし、本当に正しく読めているかを確認するためです。
その後、学年ごとに設定した「速解力チェック」や、毎月内容が変わる「短期記憶力などの脳トレ」をテンポよく進めさせ、最後に時間が余ったら、検定結果で判明した自分の苦手な分野のトレーニングを自立的に行わせる用紙を用意しています。
また、追加で「理科・社会」などの教科コンテンツをしたい生徒には別コースとして追加で受講してもらっています。
記録用紙

速読解力講座と「新国語」の絶妙な棲み分けと移行基準
最初は速読解力講座を活用して国語の指導を行い、実際に素晴らしい実績が出ていたのですが、近年の生徒たちを見ていると「速く正確には読めているけれど、言葉自体の意味(語彙力)が抜けている」と感じることが増えました。そこで導入したのが2023年にリリースされた『TERRACE 新国語講座』です。
当塾では、生徒への継続的なアプローチの伏線として、この2つの教材を明確な基準で棲み分けています。
新国語受講の基準は「速読解力検定[速解力]3級以上のキープ」
まだ文章を正しく読む習慣が定着していない小学生に『新国語』を取り組ませても、画面を眺めてポチポチ押すだけになってしまい成果が期待しにくいです。そのため、まずは速読解力講座で「中学生レベル・中学受験レベルの基準となる3級(小学生は5級)」以上を安定してキープできるようになることを目標に設定しています。「3級をクリアして継続できたら、次のステップとして国語の読み解き方や語彙力を上げる『新国語』に進めるよ」と伝えています。
マンネリ化を防ぐための活用
長年受講していて、例えば7級〜8級あたりで進度が停滞し、少し飽きが見えてきた生徒に対しては、刺激を変えるために一度『新国語』へシフトさせます。「少し言葉の力が足りないみたいだから、一回言葉を増やすメニューに変えてみよう」と提案し、マンネリ化を防ぎながら長く速読トレーニングを続けてもらうためのツールとしても活用しています。
年3回の「面談」と「現状維持のフォロー」で継続を促進
当塾の速読指導には、イベントなどの「楽しさ」は正直ありません。勉強に特化した速読として提供しています。その代わり、生徒のモチベーションを維持し、保護者の方に成果や成長を実感していただくために徹底しているのが、「年3回の保護者面談」での丁寧なデータフィードバックです。
面談のポイントは、速読の必要性を受験の現実と結びつけることです。SRJさんの資料も使いながら、「この志望校に行きたいなら、速読解力検定でこの位の級を目指そうね」と具体的に伝えています。実際、当塾から国公立大学に合格した受講生の中には、2段・3段の取得者もいました。
例えば中学生の場合、「7級だと高校受験のときに行ける学校が狭まるよ。でも3級を取っていれば、他の検定と同じように内申書にも書けるし、難関校まで含めて自由に高校を選べるようになるから、ここを目標に頑張ろう」と話をします。小学生にはまず5級、中学受験をする子には「中学生レベルの力が必要だから3級以上を目指そうね」と、後々の受験を見据えて説明をしています。
「共通テストや高校受験では、これだけの制限時間内に膨大なページ数を読まなければいけない」という事実とともに、志望校合格に必要な級を明確に提示することで、生徒も保護者も「今の自分に必要な対策なんだ」と素直に納得し、高いモチベーションを持って継続してくれています。

漢字の定着からスポーツ・習い事まで、目に見える生徒たちの成長
当塾の月謝設計として、習い事のプールなどと同じ感覚の価格をいただいています。これだけの価値と成果を可視化できているため、高いと言われることはありません。必修化も含めて、塾の経営面・利益面を支える強力な柱となっています。
学習面の他、多岐にわたる分野での成果もありました。
学習面
- 漢字を全然覚えられなかった子がスムーズに記憶できるようになった
- 「先生、この前やったからヒントがなくても分かるよ」と、知識をしっかり積み重ねられるようになった
- テストの時間が足りずに最後まで解ききれなかった中学生が、受講を始めて半年ほど経った頃に「なぜだか分からないけど、テストが最後まで解けて、学校の宿題も早く終わるようになりました!」と驚いていた
学習面以外
- ドッジボールでボールに当たらずに逃げ切れるようになった
- サッカーで視野が広くなりチームの司令塔に選ばれた
- ボール球に手を出さなくなって三振が激減した
- 剣道で相手のちょっとした動きに瞬時に反応できるようになった
- 「急に譜読みが速くなって、よくできるね!」とピアノの先生に褒められた
現在、多くのご家庭が「塾に通わせるか、スポーツを続けさせるか」で悩まれます。当塾では体験の段階から「速読はスポーツのパフォーマンス向上にも直結するプロレベルの脳トレである」ことを必ずアピールしているため、スポーツを頑張りたい生徒の集客・退塾防止にも大きく貢献しています。
自立学習の根幹となる「自分で読んで解決する力」を長く育てる
今後の展望としては、やはり当塾の最大の特色である「無学年指導」を進める上で、生徒たちが自分自身で課題を読み解き、自分で解決していく「自立学習」の形をさらに強固にしていきたいと考えています。
そのためには、すべての学びの土台となる「読む力(読解力)」の育成が不可欠です。SRJさんは絶えず時代の最先端を読んで、現場がフィードバックしやすい充実したアイテムや最新のシステムを提示してくださるので、とても感謝しています。

教室紹介 みのり学習塾様
みのり学習塾は、幼児(3歳~)から社会人までが通う学習塾です。
小学生コースはそれぞれの生徒さんに応じた無学年方式です。中学・高校で力を発揮できるよう基礎固めをします。
中学生コースは、映像授業と個別指導を組み合わせ「公立トップ校」を目指した授業を行います。
首都圏で選び抜かれたハイレベルな塾講師が展開する映像授業で、成績アップを図ります。
高校コースは、大学受験まで一貫して指導します。
大学受験専門映像授業ウイングネットを使いこなし、第一志望合格を目指し日々研鑽を積んでいきます。
※本事例中に記載の内容は取材当時(2026年5月)のものです。
※導入事例は一例です。実際の成果の現れ方は、教室の指導方針や地域環境等により異なります。