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次世代に必須の“言葉の力”を育む新しい学習ポータル「TERRACE (テラス)」誕生!

~「速読解力」「思考力」を徹底的に鍛えられるSRJの自立学習システム~

 ICT教材の企画開発・販売を行なう株式会社SRJ(本社:東京都中央区、代表:堀川直人、以下「SRJ」)は、全国2200教室以上の教育機関で導入されている速読トレーニングプログラム「みんなの速読」を全面的にリニューアルした、自立学習型能力開発ポータル「TERRACE」を2020年3月2日にリリースします。
 SRJの「TERRACE」は、20年以上培ったノウハウをもとに設計された速読トレーニングをベースに、子どもたちに身につけさせたい能力として近年注目されている「読解力」「思考力」「表現力」を、ひとつのアプリ内で総合的にトレーニングできる、ICT教材プラットフォームとして生まれ変わりました。

開発の経緯 ~これから求められる言葉の力~

 日本の教育はいま、入試改革や学習指導要領の改訂を通して、「読解力」「思考力」「表現力」を重視する方向へ変化しています。「知識がある」というだけではなく、「文章や資料を速く正確に読み解く力」「物事を論理的に考え、自分の考えをまとめ、相手に正確に伝える力」が求められています。子どもたちが授業や教材の変化に対応していくためには、正確な情報処理力と論理的思考力からなる「基礎能力の向上」がさらに大切になってきます。

速く正確に読み解く力を鍛える「速読解力講座」

 SRJの速読トレーニングは、脳の働きを活用しただれにでも習得可能なトレーニング法で、一人ひとりのスピードに合わせて展開する各コースに取り組むことで、ふだんの学習や受験対策に有効な約3倍の読書スピードを目指します。
ただ、文章をすらすら読むことができたとしても、正しく理解し、内容を把握できているとは限りません。TERRACEの「速読解力講座」では、速読トレーニングを基本に、文章理解に必要な基礎的読解力の習得と、文章の全体把握、理解力の向上を目指し、読むスピードと内容理解をバランスよく鍛えていきます。また、多くの文章に触れることで、読解力を支える語彙力、多読力も培っていきます。

算数脳を育み考え抜く力を鍛える「思考力講座」

 TERRACEの「思考力講座」で伸ばしたいのは、物事をさまざまな角度から見て考えをまとめる力、自分の意見を論理的に説明できる力です。計算などのように反射的に解ける問題ではなく、「情報・条件を使いこなす力」「筋道を立てて考える力」「ものの形を認識・想像する力」の3要素で構成された、よく考えないと解けない算数的思考力問題に取り組むことで、考え抜く力をトレーニングします。
 さらに「思考力講座」では、脳トレの第一人者である川島隆太先生がCTOを務める株式会社NeUが監修した、知能の基礎となる認知能力のパフォーマンスを高める13種類の脳力トレーニングも受講できます。

物事の本質を考え、情報編集力を養う「表現力コース『よのなか科』」

 学校教育にとどまらず社会においても、「物事を論理的に考え、自分の考えをまとめ、相手に正確に伝える力」はより重要になってきます。
TERRACE「表現力コース」には、義務教育初の民間校長を務めた藤原和博氏が提唱した、知識と実際の世の中との懸け橋になる授業『よのなか科』を配信します。「思考力・判断力・表現力強化」「学習意欲喚起のきっかけ」「小論・記述式問題対策」を目的としたキャリア教育教材で、動画1本あたり約10分間で作られているため、学校や学習塾のカリキュラムに合わせてアクティブラーニング方式の講座設計が可能です。

楽しく続けられる仕組みがいっぱい「ICT×ゲーミフィケーション」

 TERRACEでは、受講生は巨大図書館をイメージした世界に入り込み、経験値をアップさせながら次のトレーニングへと進んでいきます。
 受講生が楽しみながら、そして成果をしっかり実感しながらトレーニングを継続していけるシステムを実現するため、今回「ファミスタの父」と呼ばれるゲーミフィケーション研究の第一人者、岸本好弘氏を開発プロジェクトの監修にお迎えし、「つらい、面倒」と感じる行動を「楽しそう、やってみたい、もっともっとやってみたい」へ変えるトレーニング設計を目指しました。

 2020年の「TERRACE」は、3月の「速読解力」「思考力」「表現力」各コースのリリースに続き、夏には、リーディングとリスニングの2技能を中心にトレーニングできる「速読聴英語」コースの搭載も予定しています。
 SRJは今後「TERRACE」を通して、日本のICT教育事業の成長に貢献し、受講生の能力向上に向けたさまざまなニーズに応えられる教育サービスの提供に努めてまいります。